前川國男邸
DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
塔の家の後は、江戸東京たてもの園へ。
通常は16時30分までしかオープンしていないのだけれど、この日は秋のイベントとして20時30分までオープンしている特別な日。
つまりは、ライトアップされた夜の雰囲気を確認することができるチャンスなのです。
これは行かなきゃと、足早々と向かいました。
目的は、建築家・前川國男さんの自邸です。
見学したことのない方は、足を運ぶべき建築です。

前川國男さんは、大学卒業後にコルビュジエのアトリエに入所し、その後レーモンドの事務所に入所、その後独立しています。
この自邸は、1942年に竣工。
築84年の建築だ。
だけど全く古びた感じはしない。


居間の空間が特徴的だ。
3.5間×3間のサイズで、大きく吹抜けになっている。
天井高は5mくらいか、、、。
居間内東側に階段があり、ロフトのような2階につながる。
階高はおおよそ2400㎜。
サッシHは1870㎜。
うちのモジュールに近く、とても参考になる。
部屋の北と南側はサッシで構成され、南北の庭とつながっている。
夕方だったが陽の入り方の塩梅がとてもよく、視線の抜け感が心地よい。
やはり間取らない、間取りはやはりいい。





板張りの外壁にポーチは漆喰。
アプローチからは玄関ドアを見せないように配置している。
そして居間を介し南の庭まで見通せる。
風通しはもちろんよい。
キッチンは天端のタイルがとてもかわいらしく、コルビュジエのサヴォア邸を思い出す。

夜の照明の感じもいい。
居間はイサム・ノグチのペンダント照明が2灯とブラケットライト2灯、ダイニングに下方配光のペンダント照明が設置されていた。
寝室は球状のシーリングライトがドンと付いていた。



得るものが多い充実した1日となった。
江戸東京たてもの園は、入場料はかかるけど足を運べば見れるので、今度は早い時間に行こうと思う。
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