旧井上家住宅
DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
いつも通り過ぎていてずっと気になっていた所に打合せの帰りに立ち寄りました。
我孫子市指定文化財「旧井上家住宅」です。
ポツンと旧家が建っているだけかと思いきや、中心に通路があり囲うように母屋・土蔵・油漉場などで構成されていました。
油漉場とは初めて知りましたが、菜種などから搾った油を不純物と分離し、こしてきれいにするための設備や部屋を指すとのこと(ネット調べ)。
下の写真の正面の建物がそれ。
1919年に建築。

母屋は屋根が大きくとても立派。
1858年に建築。
旧井上家住宅は、手賀沼の干拓事業の中心的な役割をになっていたとのこと。
歴史を理解するには時間が足りないが、こういった建築が現存しているのは素晴らしく、そして有難い。



表門は1851年築。

蔵は2棟あったがそのひとつ。
1930年建築。
先日、敷地に蔵があるクライアントから相談あり、それとリンクする。


蔵ひとつとっても、昔の建物はプロポーションのバランスが良い。
これらは170年前の建物だ。
道具ひとつ、昔より全てのものが便利になっているのに、今ありふれている家の質が落ちているのは何故だろう。
性能ではなく質だ。(あくまで私の価値軸)
本当に考えさせられる。
昔の建物から学べることは多く、自分のケツの青さを目の当たりにしたのだった。
以下、雑多と写真を載せる。
下の軒樋と樋受け金物がとてもいい。(当時のモノではないかもしれないが)







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