制振金物

こちらは、アバン設計の「ボウシン」という制振金物。
よくある制振工法は減衰効果のみだが、この製品はプラス復元という性能があるらしい。
すなわち、ふつう大地震だと家が傾いたりするが、それに対して元に戻ろうとする働きがあるということである。
話によると、１Fのみに設置すれば大丈夫とのことだが、それだと２Fの応答加速度が大きくなるような気が。。（つまり、２Fの負担が大きくなるということ。しかし、仮にそうだとすると他メーカーも同じ事がいえる。）
あくまで推測である。
以前も書いたと思うが、今の木造の耐震は震度7弱で倒壊しない設計である。すなわち、倒壊はしないが傾きはする（可能性がある）ということである。
そう考えると、ボウシンの復元という性能は魅力的である。