秋山設計道場24-2月@オギ建設（大阪府）

いつもありがとうございます。
佐野工務店　四代目の佐野です。
 
159回目となる秋山設計道場。
2月は大阪府拠点のオギ建設で開かれました。
 
狭小地＆準防火地域が多いイメージがありましたが、スタートは高級住宅街でのお仕事を見学させていただきました。
敷地も建物も大きくゴージャス。
 
なんと住まい手さんが不在のため鍵だけ預かり、自由に見ていいよとのこと。
全幅の信頼関係を築けているのは、荻ノ迫社長の人柄とオギ建設さんの積み重ねた信頼の賜物。
学ぶべきところは設計だけではありません。

課題敷地も広く、84坪弱の土地に二世帯住宅を建てるというもの。
親世帯（3人）と子世帯（夫婦＋子供2人）の構成。
 
1階が親世帯で2階が子世帯。
玄関は別で駐車スペースは3台。
自転車5台にバイクが1台。
1階に仏間兼寝室が1部屋。
2階にはバルコニー希望といった要望。
 
敷地は広いものの要望しっかりしているので、時間内にまとまるかが少々心配になるのでした。

2日目に即日設計。
いつも通り、9時～12時の間でA3用紙1枚にプランをまとめ、昼食後に発表＆講評となります。

スケッチは南が上になるように描いてます。
よくあるアパートのように、玄関ドアが道路から横並びに見える二世帯住宅にしたくなく、どのようにアプローチを分けるかを車と植栽の配置と一緒に考察を始める。
親世帯は南側からのアプローチ、子世帯は北側からRCの外階段をあがって玄関につながるように計画をした。
バイクは外階段の裏に。
建物自体は8m×9m（809）の総2階の構成で練りました。
 
東隣地の家が平屋、南西方向の道路向かいには公園があり、抜け感がとてもいい。
そんなこともあり建物南側にLDKを配置し、北側に水廻りと居室を持っていきました。
2階のデッキポーチはバルコニーを兼ね、南側にちょこんとはねだす。
 
立面でのプロポーションを深く考察する時間がなく、実際はもう少々調整は必要だと思うがファーストプランはこのように落ち着いたのでした。

 
今回、はじめて通天閣をみることもでき、大阪を体感することができたのでした。
ホント賑やか。
オギ建設の荻ノ迫社長、スタッフの皆様、2日間お世話になりました。
ありがとうございました。

 
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