暮らしから始まる健康セミナー at 習志野

今日は、京成津田沼にて、暮らしから始まる健康セミナーが開催されました。
医学、歯学、住宅の側面から、それぞれ勉強して理解を深めていきます。
医学・歯学編を千葉大学の花里先生が、住宅編は私が講師を務めさせていただきました。
住宅と健康には深い関わりがあるということを知ってもらいたいのですが、思い返してみると、新規お客様と打合せをする中で、お客様の希望・要望等を伺うと、間取りや・敷地・住設については色々とでてきますが、まず健康等に関する要望はでてきません。（元気な時はあまり考えないのが普通ですが…）
終の棲家を建てられるわけですから、やはりまず健康で快適暮らせるベースがあってのこと。
2020年に省エネ義務化になり、その基準が高い・低い色々と議論がありますね。
私的には低いと思っています。
やはり3地域（UA値0.56）のレベルは最低必要なのではと、実際に住んでみて感じています。
そして改修を検討されている方は、断熱の重要性を学んでいただくのもひとつなんですが、できれば施工についても知ってもらいたいです。
工務店や大工さんに任せればしっかりやってくれる、とすべてがそうだといいのですが、まだまだ断熱材をただ壁の中に突っ込んでいるだけという会社もあるとの話を耳にします。恐ろしい話です。
いま業界では、断熱の施工と設計の講習会が頻繁におこなわれてきているので、だいぶ減ってきているとは思いますが、材料が良くてもきちんとした施工が成されていなければ何の意味もありません。
是非、断熱の施工は注視してください。
今年は昨年よりも寒い感じがします。
温度差が事故を招くので、しっかりと準備・養生をおこなう必要があります。