❽レスター大学工学部棟 @イギリス・フランス建築視察2025
DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
6月の建築視察のつづきです。
ジェームズ・スターリング設計のレスター大学工学部棟に行きました。
とてもインパクトのある外観。
ダイヤモンド形状のガラス屋根は壮大だが、建設会社泣かせだと感じる。
雨仕舞がどうたらこうたらあるが、それを凌駕する迫力がある。
今回の旅の中では、一番の衝撃を受けた。
当初、外から眺めるだけの予定でしたが、ガイドさんがたまたま居た教授に話しかけてくれ、わざわざ日本から来てくれたのだからと内部を見学させいただけることになったのでした。
なんともミラクル。
感謝です。
学内なのであまり写真は掲載できないけれど、影響のなさそうな範囲で少しアップします。
RC造の躯体に対し斜め方向にガラス屋根の軸をとっています。(45度くらい振っている?)

ダイヤモンド状に見えたガラス屋根を上から見るとこんな感じだ。

RC造の梁に、壁面はカーテンウォール。
一見こんな片持ち梁は可能なのか、、、と思ってしまうが、カーテンウォールの先(つまりは外部)にRC造の柱があり梁を受けていました。

外のような中のような。(外壁が内壁でもある、、、)
躯体をカーテンウォールでつないで空間を作っている。
中間領域的な構成が沢山あり、見応えがある。


吹抜けの連続性や、トップライトというよりかガラス屋根の抜け感がよい。
性能の話はおいといて、、、、。

秋山先生は、大学在学時にこの建物を誌面で見て、あまりの衝撃で何もやる気がなくなってしまった、、、、とおっしゃっていた。
また、井端先生もイギリス建築の話になった時にこの建築について、同じくいいぞ~と。
この体感はとても良い収穫となりました。
この様な機会は、もうこの先ないだろう、、、、、。
ご案内くださったレスター大学の教授・関係者様に感謝いたします。
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