井端設計道場 第34回 2025年9月

DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
井端設計道場に参加してきました。
今回はホクシン建設さんの完成物件と木工作家・高橋三太郎さんの工房の見学をさせていただきました。
ホクシンさんの物件は以前道場の課題として出題された土地でした。
敷地に対して斜めに配置されています。
三角の余白が今後どうなるか、とても楽しみ。

皆、井端先生の考察に耳を傾けます。


玄関の手すりがとてもいい。

次は木工作家・高橋三太郎さんの工房。
木工作家としてのプライドや在り方など、身になる話が沢山ありました。
(トップの写真も三太郎さんの工房)

課題敷地は、住宅街にある整形・平坦な土地。
敷地面積が約97坪ととても広い。
ご夫婦+お子様2人の4人家族の家。
平屋で中庭のあるコートハウスが希望とのことだ。

北東に駐車スペースで固め、接道中央にアプローチを設けた。
内容はとてもシンプルで、自分の持つパタンを置き練る。
大きめの中庭はウッドデッキで敷き詰め、中央にヤマボウシなどの木を植えるとよいと考えた。(北海道で生育するかはわからないが、、、、)
陽の光がヤマボウシにあたり、木漏れ日がLDKに差し込むととてもよいのではと思いLDKの位置を決める。
樹木を通し入ってくる風がとても気持ちがいいだろう。
基本的に回遊できるようロの字で構成。
玄関は土間とし、客間として設けた和室も土間続きとした。
先生の講評を受けあらためて考察すると、面白みが足りないようにも思い、時間制限はあるもののもっとできたのではと感じる。
課題とは別だか、井端先生とイギリスにあるスターリング設計のレスター大学についての会話を交わした。
CADも無いこの頃の建築はエネルギー・熱量がとても高く、本当にいいね~、、、、、と。(レスター大学については先日の建築視察で訪問したので、あらためてブログに上げます)
この話を受け、設計における「練る」という工程について掘り下げて考えてみようと思ったのでした。

今回も建物見学はホクシン建設さん、課題敷地と設計会場は竹内建設さんと大変お世話になりました。
毎度、ありがとうございます。
また次回、宜しくお願いします。
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