秋山設計道場25-7月@小山建築工務(千葉県)

DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
連投となりますが、御宿町の小山建築工務さんに訪問しました。
同じ千葉県でも気候が全く違います。
湿気はあるものの風は涼しく、気温も低く感じる。
サーフィンをやっている安食社長(ゆたか建設)によると、海温の関係で御宿・勝浦辺りは北海道よりも涼しい時もあるとのことだ。
風通し良くすれば、エアコンなしでも過ごせるこの感じ。
設計力が活かせる地でもありますね。
今回は小山さん施工ではないのですが、元アイランドプラファイル社長の石原さんの海小屋を見学させていただいた。
構造躯体は、鹿児島のシンケンが千葉まで来ておこない、残りは石原夫妻によるセルフビルドという家。
契約電力は最小限にバッテリーを主とした暮らし、薪ストーブ、太陽熱温水器、空気集熱式暖房のそよ風など利用と、オフグリッドな生活ができる拠点となっている。
大変勉強になった。



次は小山建築工務さんが取り組んでいるトレーラーハウス。
土地の固定しないので仮設扱いになり、固定資産税がかからない等メリットがあるそうだ。
初耳のことや、様々な工夫など聞くことができ、これまた勉強になる。
大変おもしろい。

今回の課題敷地は、高台の別荘地。
敷地面積が411m2と大変広い。地区計画で外壁後退などあるが全く問題ない。
南東側の遠くには海が臨め、南から西にかけて森か山かわからないが樹々が生い茂っている。
夫婦2人の別荘を計画するとのこと。
平屋+ロフト的な構成で進めることに決める。


敷地を覆うように樹木は配置。
駐車スペースの位置は大変迷った。
南側の細めの道路になっており、敷地西側にも車を持っていくことができる。
東側メイン道路から見ることを考えるとその方がよい。
しかし、西側の樹木が沢山植わっている山を見て、この景色を見ながら風呂に入れたら別荘の特別感がでて良いのでは、、、、、(掘れば温泉もでるだろう)と考え、駐車スペースは東に配置した。
構成はシンプル。
土間玄関→LDK→寝室→水廻りという構成。
動線は複数作った。
洗面脱衣場からはデッキに出ることができ、物干しや、露天風呂が作れればそこへのアクセスにもなる。
気持ちがいいだろう。
南側デッキにはダイニング、寝室からアクセスでき、その先にアウトドアキッチンを設置。
その道路向かいにごみステーションがあったので、目隠しに斜めに配置した。
ロフトを設けたがこれはゲストが寝れるように、予備的に作った。

以上、とても同じ千葉県とは思えない地だったが、千葉県の魅力を再確認できました。
遠くて施工はできないけれど、こういった地で設計できるといいなぁと思ったのでした。
(やってくれるならだけど、施工を小山さんにお願いできれば世界が広がるなぁ)
石原さん、小山建築工務の小山社長、スタッフの皆様、大変お世話になりました。
同じ千葉県なので、また宜しくお願いします!
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