秋山設計道場25-4月@ナチュラル工房(山形県)

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いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
皆さん、良いGW休暇をお過ごしでしょうか。
4月末に秋山設計道場に参加してきたので、そのレポートを書きます。
第171回となる秋山設計道場は、山形県のナチュラル工房さんにておこなわれました。
ナチュラル工房の伊藤社長とは長く一緒に勉強させてもらっており、建築から経営、その他幅広く知識を持たれていて、常に刺激をいただいてます。
2018年に道場で訪問 → https://sanokoumuten.co.jp/blog/5653/
今回、オーナー様邸2件と井端先生設計のナチュラル工房さんの新しいモデルハウスを見学させていただきました。オーナー様邸はそれぞれ違うスタイルの家でした。
ナチュラル工房の家づくりの進化スピードはとても速く、常にチャレンジしていることが家から感じ取れました。
影響されます。




井端先生との協働のモデルハウスは力作でした。
色合いやその使い方、視線の通し方、素材の使い方、細かい工夫、、、
私も身につけたいけれど、まだ時間はかかりそう。
感覚や塩梅といったところなので、体感を積み重ねるしかない。
井端先生の設計はとても素晴らしい分、細部の納め方など形にするのも理解が必要。伊藤さんは山形県で井端先生は北海道と遠距離にもかかわらず、これを形にしたのはとても凄いことで、その苦労話も大変勉強になりました。
今回も見学時間が全くもって足りない。






今回の課題敷地は、モデルハウスを含む4区画の分譲地の一画。
東西軸に長く伸びた、286.71m2の土地。(長手方向24m、短手方向12m)
西側隣地が企業の倉庫のような感じで、南側隣地は家が迫って建っている。
二人暮らしの終の棲家となる家の設計。
・内外繋がりのある土間空間
・車2台
・サウナ
・物置小屋
といった要望だ。


雪国という点と東西横長の土地ということで、方向性の決定にとても時間を要したのでした。
北海道でも学んだのだが、おそらく山形も雪との関係性を考えずに設計をしてはいけないだろうと思い、接道との距離を短くすることを考えた。(前面道路が私道で除雪車が入ってこないとのことで、余計に必要性を感じたのでした)
まずは車と植栽を決める。
道路の関係で駐車スペースは一択ここしかない。
南の家が近く感じたので、なるべく家は離し植栽を立体的に配置する雑木林のような庭を構成することにした。
建物サイズは4m×16mの64m2、プラス物置小屋6m2を加えてトータル70m2の家。
あとはガレージだ。
構成はシンプル。
水廻りをLDKと居室で挟むというよくやるパターンである。
通り土間を通しそこに薪ストーブを設置。
2人で暮らす終の棲家ということで、薪ストーブを中心に囲われた空間にした。
サウナは浴室となりに1m×2mのサイズでつくる。
廊下を介しデッキにも出れるので、サウナ→水風呂→外気浴の流れもよい。
時間をゆっくりと愉しめる家になるといい。

久しぶりの山形県は長閑でとてもよいところでした。
ナチュラル工房の伊藤社長、スタッフの皆様、2日間ありがとうございました。
素敵なおもてなしに感謝です。
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