井端設計道場 第30回 2025年4月

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いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
投稿が遅れましたが、4月の頭に設計を学びに北海道へ。
井端設計道場も30回を迎えました。
今回の目玉は、マンションリノベで有名な建築家・小谷和也さんが設計された、SUDOホーム北海道さんの展示場です。
もちろん、マンションをフルリノベーションしたもので、SUDOホームさんでも初とのことでした。
小谷さんのオンラインセミナーなども参加したことがあり、照明の使い方や天井高の構成、素材の使い方などとても興味がありました。
また断熱や空調もしっかりと計画されており、大変勉強になったのでした。
見学時間が全くもって足りない。





つぎに竹内建設さんの物件2件を見学させてもらいました。
建築家プロデュースの規格住宅(FC)とのこと。
2件横並びでしたが、内部は全く違う雰囲気を持っていました。
プロデュースする建築家は複数いるのか、今度聞いてみたい。


課題敷地は、上記2件の北側隣地。
つまりは、竹内建設さんの4区画の小規模分譲地の残り2区画ということだ。
以下、建築条件。
・1区画約50坪
・建ぺい率50%
・容積率80%
30代のご夫婦、4歳・0歳のお子様2人の4人家族。
夫婦共働きで、駐車スペースは2台分。
将来、犬を飼いたい。

東西に2区画あり、周辺住宅は皆背が高い。
鉄塔もある。
土地は広いもののなんとなく圧迫感があり、道路に挟まれた2つの区画の役割を考えさせられる。
敷地を長手方向に2つに分け、北側を建物のゾーン、南を庭のゾーンにし、グリーンベルトのようなエリアをつくると良いのではと考察を始めたのでした。
建物の間口をどうするか、車をどう置くか。
車1台はガレージに納め、もう1台は縦列とした。
建物は庭とガレージの関係を考え5mにすることを決める。
いろいろ練った結果、サイズは5m×9mで落ち着く。
通称509と呼んでいる。
1階リビングでシンプルな構成。
リビングは小下がりのカーペット敷にして、アルコーブ感を出す。
窓は双方視線が交錯しないよう計画。
2棟計画はなかなかしんどいけれど、2棟一緒に計画しないと良くはならないかなと考えた。
コンパクトにまとまったのではないだろうか。
SUDOホーム北海道さん、竹内建設さん、北海道の皆さん、大変お世話になりました。
ありがとうございました。

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