井端設計道場 第28回 2025年2月

DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
井端先生から設計を学ぶために北海道へ。
雪がすごいです。
今回は先生設計のRC造の住宅と札幌に拠点を構える竹内建設さんのモデルハウスを見学させていただきました。
先生設計の住宅は3回目の訪問。
今まではディテールを追うのに必死でしたが、今回はゆっくりと体感しようと決め臨んだのでした。






竹内建設さんの三角形のおもしろい形状のモデルハウス。
床下エアコンの回し方など、工夫をされてました。

課題敷地は、竹内建設さんの分譲地のラスト1区画。
写真は南面からの撮影。
・34坪弱の縦長の土地。
・第一種中高層住居専用地域
・建ぺい率60%
・容積率200%
・夫婦+2歳の長男の住まい(将来4人家族想定)
・1階リビング
・明るく開放的な空間
・車2台(ランクル+K自動車)

この土地、接道が南と西の2つあり、西の道路挟んだ向かいに樹木豊かな公園がある。
北海道にしてはコンパクトな土地で、間口が約6mの南北に長い。
それでいて駐車スペースを2台確保となると庭があまりとれない。
施主の要望が1階リビングとのことで、その背景の情報がないため判断がむずかしいのだが、特別な何かがない前提とすると間違いなく2階リビングのほうがよい。
カーテン無しでも過ごせる。
ということで要望に反するが2階リビングの計画とした。
4m×14mをベースとしたボリュームに決める。
南側に駐車スペースを配置し、1台をビルドインガレージにする。
その後ろをアプローチとし、1階に玄関、トイレ、主寝室、子供部屋を2つ作れるフリースペースにする。
2階は北側から浴室、洗面脱衣室、1人用サウナ、インナーバルコン、トイレ、収納、LDKという配置。
西側に水平ラインを強調するような窓を上端1800に揃え配置し、ラウンドテーブルに座った時に一番よく開けるようにした。
雪国においての構造的な検討の必要性はあるが、コンパクトながらサウナを楽しめるよい家なるのではと思う。
先生からフィードバックもいただいたので、再度もんでみようと思う。
毎度思うのだけれど、いつか北海道の家を設計したいのだ。(本当は施工もしたい)

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