秋山設計道場25-1月@コスモホーム(愛知県)

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いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
秋山設計道場に参加してきました。
2025年の新シーズンです。
始まりは主宰であるコスモホームさんから。
ひと昔前は、月2回くらい通い勉強させてもらっていましたが、今は年一回。
懐かしさと共に名古屋に足を運びました。
今回はコスモホームさんの完成間際の物件と秋山先生設計の住宅、それと、同じく名古屋商圏で今回から道場に復帰したオームラ設計さんのモデルハウスを見学させていただきました。
まずは、コスモさんの物件。
お施主様が設計事務所勤務で、共同で設計されたとのこと。
架構含めいつものテイストとは少し異なっていました。
海沿いのとても良いロケーション。
とても癒されます。



次に秋山先生設計の住宅。
擁壁の上なだけにプロポーションが抑えられていることがとても良い。
この建物が角地にあるだけで街の印象が変わります。
RC造の構造物がまたカッコいいのだ。





そして、オームラ設計さんのモデルハウス。
土地の分譲からやられており、社長の代から手探りで始めたとのこと。
うちもやりたいなと思いつつできていない分野で、ハードルの高さもわかっているので凄さがわかります。
社長の大村さんは私より少し年上で、もうひと花咲かせたいと熱い思いを語ってくれました。
とても素晴らしく、感化されたのでした。

課題敷地は、オームラ建設さんの新しい事務所の計画(社員数12名)。
60坪ほどの広さの角地で、軽い傾斜地。接道が北側と西側で2つ。
道路の一番低いところから宅盤の高低差2,200mm程度ある。
7年後には中古住宅で売却するとのこと。
そして、車を7台(普3台、軽4台)駐車できるようにしなくてはならない。
これをどうするかが肝だ。

普通に駐車スペースをとると接道面が車で埋まってしまい、建物が南東角に寄ってしまう。
事務所であればそれでよいのかもしれないけれど、住宅としてはどうだろうか。
ロケーション的にも南を諦めたくなく、何か良い方法はないかと考える。
思い切って南側にボックスカルバートをつくり、地下のように駐車スペースを持ってくることにする。
通勤車を前提とし、使い勝手的にはあまりよくないけれど、南はとても有効に使える。
売却後の住宅としての機能を優先することにより、住宅の考え方を伝える営業活動にも優位と判断した。
お金はかかるけれど、仕事で利益をだせばよい。
ボックスカルバートの上を庭とし、一部に打合せスペースとして離れを設けた。
南西側に抜けがあり、建物から庭の植栽を通して抜けにつながるように窓を配置。
秋山先生設計の住宅のように、RC構造物(ボックスカルバート)がうまく計画できると、とても豊かにそしてカッコよくなると思う。
建物サイズは6m×8mに下屋を足した(プランは南を上に描いてます)。
新年1発目から難しい課題。
目が覚めました。
コスモホームさん、オームラ設計さん、2日間ありがとうございました。

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