井端設計道場 第22回 2024年7月
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いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
建築家・井端明男先生に学ぶ、井端設計道場に参加してきました。
今回で22回目で、参加状況は21/22。
定量的なところよりも感覚的な部分を磨く感が強く、ひとつひとつの細部について何故こうなったか、これが良いのかをじっくりと聞く。
おかげで物の見方や捉え方、似たようなcaseが出てきた際にこうすると良いかもというアイディアが浮かんでくるように、、、ようは引き出しが増えてきた感覚があります。
やはり実物をみて、このように練りあげたプロセスを聞くことはとても大切だ。
さて、今回はホクシン建設さんの建設中の現場と井端先生設計の住宅1件を見学させていただきました。
なんとタイベックのハウスラップ(透湿防水シート)が再販しているとの話を聞く。
全く想像もしていなかったので、地元建材屋に確認をしてみようと思う。
井端先生設計のこの住宅は、すでに3回位見学させていただいている。
3回見てようやく理解できた部分や気が付けた部分もあり、落とし込むには時間がかかる。
個人的には何回でも体感したい。
今回の課題は、84坪の土地に施主(40代女性)とその子供(小学生の女の子2人)と施主の姉(40代)の4人で暮らす家を考えるというもの。
古屋があり、解体して新築をする。
第一種低層住居専用地域、建蔽率50%、容積率80%、外壁後退1m、北東接道。
要望は多めだが要点だけ書くと、
・施主はテレワーク、施主姉はOL。
・趣味のグッズが沢山あり、しまう場所がほしい。
・近くに親が住んでいるので、泊まれるように大きめの客間がほしい。
・カーポートがほしい。
・予算3500万。
などなどだ。
いつも通り、2日目の午前中3時間で設計、午後から発表&先生の講評という流れだ。
課題敷地の隣接する住宅の雰囲気が個人的にあまり良い感じがしなく、それを見ながら生活をするのもちょっと嫌かなと考察する。
敷地に対し方位が45°振れていたので、建物を真南に振るように計画した。
空(そら)もあき、抜け感があるので、開くにはちょうどよい。
予算制限もあるのでコンパクトに計画。バランスよくできたように思う。
今まで即日設計したプランを掲載していたけれど、あまりニーズもなさそうなので今回からは割愛、、、。今後また要望が出てくるようだったら掲載&解説していきます。
井端先生、アテンドしてくれたホクシン建設の皆様、いつもありがとうございます。
来月が秋山設計道場と北海道にて合同開催とのことで、また大変になるかと思いますが、宜しくお願いします。
ありがとうございました。
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