秋山設計道場24-3月@ゆたか建設(埼玉県)
DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
ホームページ制作の追い込みのため更新があいてしまいましたが、3月末にも学びの場に参加してきました。
160回目の秋山設計道場は埼玉県のゆたか建設さんでおこなわれました。
社長の安食さんとはとても仲良くさせていただいており、いつも色々と教えてもらっています。
今回は野沢正光さん設計の飯能商工会議所と5軒の住宅を見学させていただきました。
半日でこれだけ回るのはとても難しいことです。
飯能市は半農ライフという農ある暮らしに価値をおき、移住をされる方に補助金を出すという政策をとっていて、皆さんそれを利用されていました。
ご近所さんということで実現できたそうです。
5軒中3軒は、はなれ(小屋)が設けられ、住まい手さんはテレワークをしておられました。
長閑な景色も相まって、素敵な暮らし方だなと思いました。
野沢正光さん設計の商工会議所。
木材で格子で組まれているのは、構造計算されて耐力的に役割のあるものだそう。
構造が伴ったデザインが素晴らしい。
今回の課題は、ゆたか建設さんがおこなう7区画の分譲地のうち2区画について設計するというもの。
への字の道路を中心にして両サイドに敷地がつながります。
西側には水路があり、南側は広く山へと抜けています。
敷地を眺めながら、森の中にそっと家を置いたような場のつながりがつくれたらいいかも、、、、など色々構想を練ったりしたのでした。
2つの区画の設計なのだけれど、全体をみないと駐車スペースの配置や建物の向きなどが決められない、、、、
通常の不動産屋による分譲住宅だと全体のことなど考えないと思うが、街並みをつくるだったり風景をつくるという視点に立つと、全体の在り方というのはとても重要で大切なことだと思う。
ということで、全体の配置計画から入った。
結果、建物の軸線をへの字道路に沿うように2つとると決め、車の配置を考える。
植栽は多く配置し、街路樹のように道路際にも植える。
建物は南側を608(6m×8m)、北側を607+下屋(6m×7m+下屋)のサイズにしました。
607について本当は507(5m×7m)で考えていたのだけれど、配置計画に時間をとられうっかり間違えてしまったのでした。(納まってはいます)
2棟共に庭がとれるので1階LDKとする。
川にも隣接するのでそちらにも開き、豊かな自然と共にひとときを過ごせる場をとりました。
私たちも先代の時に分譲を手掛けたこともありますが、現在の家のスタイルになってからは手掛けておりません。
いつか土地とのご縁があれば挑戦したい。
ゆたか建設の安食社長、スタッフの皆様、2日間お世話になりました。
大変勉強になりました。
ありがとうございました。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
千葉県で建てる木の家・木の住まいは、佐野工務店へ!!
習志野市藤崎1-11-1(最寄駅・JR津田沼)
お電話 047-472-1573
WEBサイトのお問い合わせページ → http://sanokoumuten.co.jp/contact/
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –