木都 鹿沼
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DETAIL
昨日書いた通り、今日は栃木県鹿沼市へ。
プレカット工場→市場→集成材工場と見学させてもらった。
最初のプレカット工場のテクノウッドワークスは、大手ハウスメーカーの仕事をやっているだけあり、24時間稼動しているとのこと。場内は非常にきれいで、生産ラインも整っていた。
機械でできない部分などは、常駐している大工が手刻みで行う。
気になっていたのは柱材の向き。
聞いてみると、しっかり目利きを行い「逆木」にならないよう管理しているとのことだ。
次は、日光林業地区協業センターへ。
杉や檜がはい積みされており、木の香りで包まれていた。
売買は入札形式で行われ、昨日も入札があったみたいだ。
頂いた資料をみると、単価がピークの昭和55年と比べると75%も減っており、厳しい現実を目の当たりにした。
最後は、栃木県集成材協業組合の工場へ。
ここも管理が徹底されていた。
水分管理や強度管理。
また、機械でなく、人の目でラミナの曲がりや節などの欠点を除去する工程もあった。
私自身、集成材は接着剤頼みという事もあり、あまり信用はしていなかった。
しかし、それを気にしなければ利点はたくさんある。
集成材を使用した木造の体育館があるらしいので、機会があれば是非一度見てみたい。
そして見学も終わり、東京駅に着いたのが19時半。
ザッと短く書いたが、非常に濃密な一日であった。