聖ミカエル教会

いつもありがとうございます。
佐野工務店　四代目の佐野です。
 
昨日、井端設計道場のブログをUPしたのだけれど裏話があり、吹雪のため飛行機が欠航。
なんともう1泊となってしまったのだ。。。
 
どうしたものかと思案し、そうだ、聖ミカエル教会に行ってみようかと気持ち切り替える。
ずっと行ってみたかったけれど、行けてなかったところ。
しかし道は雪が締め固まり、かつ横断歩道廻りは雪解けでびちゃびちゃ。
どうしようか迷うも、住宅街の雪がどんなものか肌で感じる良い機会と思い、スタッフと共に電車と徒歩で向かったのでした。

聖ミカエル教会は、1960年に建築家アントニン・レーモンドにより建築されました。
レーモンドは、建築家・吉村順三が芸大卒業後に師事したことで有名。
 
極寒の中、背面からその姿を見ることになる。
低く感じさせるプロポーション。
武家屋敷のような雰囲気もあり、日本建築を意識したところもあるのだろうか。
ソリッドでかっこいい。

壁はレンガ造、屋根は木造。
矢切り（壁の三角の部位のこと）がガラスで、室内はとても神々しい。
壁もルーバーのように斜めになっており、季節によっての光の入り具合などを想像してみる。
きっととても良いのだろう。
 
良い建築を見る・感じることは、良い家づくりにつながる。
スタッフと一緒に体感できたことも、ものすごく良かった。
 
今回トラブルがあったから来れたのだけれど、この為だと思うと、ご縁に感謝しかない。

 
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