秋山設計道場23-5月@タケソー住空間(奈良県)

- 秋山設計道場

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いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
 
5月秋山設計道場は奈良県のタケソー住空間にておこなわれました。
私自身初の奈良県ということで、とても楽しみ。(毎度のこと観光に時間はないですが、、)
 
タケソーさんはLIXILのスーパーウォール工法で規格住宅を主でやられている会社さん。
いつも自分たちが取り組んでいるものと違うものを見ることができ、とても勉強になりました。
土地を仕入れて分譲、建売ではなく売建にて販売。
うちもいつかは小さな町づくり(小規模分譲)をやりたいと思っているので、参考になります。
 
下の写真は、唐古鍵遺跡の楼閣で、先代の時代に復元工事をおこなったとのこと。
屋根のくるくるが印象的。
池の中にRCの基礎を作っており、とても大変な工事だったこと想像できます。

今回の課題敷地もとても難題。
180坪の土地、東西接道で、東は町道でK自動車であれば通れる細道、西は遊歩道があり桜並木となっているがGL+1200の高低差があり境界に水路があるので、駐車スペースをこちらに配置する場合は工作物でブリッジする必要がある。
1筆で計画してもよいし、2つに分筆して計画しても良しとのことなので、2つに分けることに決めたのでした。

東の町道はK自動車しか通れないとのことだったが、前面道路幅を6m程度確保すれば普通自動車も通れる算段し敷地をセットバック。
その部分は協定を結び、物を置いたり車を停めたりしないスペースとした。
分筆しても十分に庭が取れる敷地で通常であれば1階リビングに計画したいところだが、遊歩道から見下ろされてしまうこと、桜並木を暮らしに取り入れたいこと等から2階リビングにすることにした。
そうすることにより、2階に設置した広めのバルコンの高さが遊歩道からの視線をかわし、桜並木を独占することができた。
南北の敷地に同じ大きさ同じ間取りの建物を計画することにより、作る方にもメリットがある。
コンパクトな建物で庭に植栽を配置することもでき、奈良という地域に馴染む住まいになると思う。
スケッチはいつも通り、南を上にし、下に1階の間取り、上に2階の間取りを描いている。
 
先生からはこのような敷地の場合の配置についての考え方を教わる。
復習し考察しようと思うのでした。
 
タケソー住空間の竹村社長、スタッフの皆様、2日間お世話になりました。
ありがとうございました。


 
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