構造見学会を開催しました。
DETAIL
構造見学会は、完成してからでは見ることのできない部分がみれる見学会です。
例えば壁の中には断熱材が充填されていますが、完成してしまってはみることができません。
壁の耐力を担う筋交いなどの接合部も同じく見ることができません。
基礎断熱と土台の隙間のコンクリート部分は熱橋になるので、断熱処理をしないといけません。
これは床下にもぐれば見ることはできますが、通常あまり床下にもぐることはありませんよね。
また「つなぐいえ」は、床下エアコンを採用します。
床下空間は室内として扱うので、基礎と土台の間に気密パッキンを挟み気密を確保。
屋外への漏気の心配はありません。
しかし、間仕切り壁の中に隙間や貫通部があったりすると、暖かい空気は上にあがるのでそちらにも温風が流れてしまい、暖めたいところに正しく温風がいきません。
下は柱脚の気密を確保している写真で、これもフローリングを貼ってしまったら見ることができません。
工法は大型パネル工法を採用。
工場にて4m程度のスパンで柱梁を組立てて構造用パネル貼り・断熱材充填・サッシ取付・透湿防水シート貼り・通気層設置・気密防水テープ処理等をおこないます。
広い工場にて作業がおこなわれるので、精度よく品質確保ができます。
工場で作られたパネルを現場に運び、クレーンでセットしていく流れになり、従来の工法よりも早く戸締りして帰れる状態になるのでとても安心です。
最近は様々な媒体で家づくりについて勉強されている方がとても多いですが、意外とこれは知らなかったという部分があるお客様もいらっしゃいます。
見ておいて損はないので、今回参加が叶わなかった方も、是非また次の機会にご参加ください。
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千葉県で建てる木の家・木の住まいは、佐野工務店へ!!
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