秋山設計道場22-11月@大塚工務店(兵庫県)
DETAIL
今年最後の道場は、兵庫県に拠点を構える大塚工務店さんにて。
大塚さんは私と同じ四代目。
木をこよなく愛し、とてもこだわりのある家づくりをされています。
仕様のルール化がしっかりとなされていて、架構がとても美しい。
焼杉の外壁はテクスチャーも良く、海の近い瀬戸内という地域に合います。
外部の木部は基本無塗装で、シルバーグレーになる過程を楽しんでもらうとのこと。
塗っていなければ、塗り替えもなく、理にかなってますね。
大塚さんのトークも大変面白く、あっという間に時間は過ぎます。
今回の敷地は、大塚工務店が分譲する8区画の内のひとつ。
1区画はモデルハウスを現在建築中、6区画を条件付きで売却、そして残る1区画が課題敷地で共用の小屋を建てるというもの。
いつもの住宅を建てるのとは違って、これはこれで面白い。
また分譲の手法?も面白く、隣地境界を500ミリずつ出し合って、イーズメントという巾1mの共用の通路を設けるとのこと。
是非完成したら見てみたい。
土地の概略を説明すると、北側接道で、東側に南側の旗竿地の駐車場がきます。(2区画分なので、通路Wが5m)
南側と西側が隣地なのだけれど、そこがイーズメントとなります。
いつも通りの南が上のスケッチ。
今回東の隣宅の駐車スペースが、いかようになるかわからないという点から、こちらをネガティブ(背)にしイーズメントに開くように計画。
2.5m×4mの10㎡の小屋を3棟配置しました。
一番上(南側)の小屋はコワーキング小屋。
テレワークが増えたご時世を踏まえ、家の中にワークスペースを設けるのもありですが、家からちょっと離れて集中できる場があったら嬉しいと思います。
真ん中の小屋は、緊急避難小屋。
コロナで隔離となった場合、オープンな間取りだとなかなか隔離も難しい場合があります。
この小屋は、シャワー室・トイレ・洗面を完備していて、布団等は各住戸から持ってきてもらうようになります。
最後に一番下の小屋は、キッチン小屋。
料理教室で先生を呼んでも良いし、友人を募って使用しても楽しいのではと思ってます。
こちらは、緊急避難小屋とデッキでつないでおり、キッチンとリビングをデッキで繋いだような使い方もでき、晴れた日などはとても楽しめるのではないでしょうか。
今回も秋山先生のプランは秀逸。
イーズメントの角(南西部)を角切るように、配置されていました。
全体をみて、くいッと捻ったと、、、、。
全体のバランス感覚というか、そういった発想を身につけていきたいなと実感したのでした。
また来年に向け、今年の振り返りをしたいと思います。
大塚さん、2日間ありがとうございました。
瀬戸内の風に大変癒されました。
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