和田宿本陣
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DETAIL
先日、長野へ旅行に行きました。
目的地へ向かう車中、偶然見かけたこの建物。
全く知らなかったのですが、「和田宿本陣」という建物。
その名のとおり、宿だったらしいです。
予定外だったけど、とりあえず見学。
「何の宣伝もしてないのに、よくここの事知ってたね~」と案内のかた。
いろんな話をして下さいましたが、何の下調べもなく、知識もないのでチンプンカンプン。
もったいない...涙
しかし居心地良く、天井に隠し部屋などもあり、興味&テンションはMAX。
そして、屋根にゴロゴロ石が置いてあります。
これは石置き屋根というもので、私も初めて見ました。
板葺はなんとクリで、70年はもつとおっしゃってました。。
樋がないので、雨が落ちるところに板金が敷かれてますね。
壁に出てくる柱・梁の風合い、和紙と土壁の風合い、時を経て出てくる「味」がとてもいい。
この感じは、ビニールクロスや新建材を頻繁に使う現代の住宅では、出てきませんね。
住宅の価値を考えると、断熱省エネ性能も現時点で当然2020年の義務化を考慮していかないといけませんが、こういった意匠的に時間を経て、なお好きになれるような住まい、深みを増すような住まいはとてもいいなぁと思います。
再訪したいと思える場所。
次回はもっとゆっくり、そしてちゃんと下調べをして行こう。