井端設計道場 第40回 2026年4月
DETAIL
いつもありがとうございます。
佐野工務店 四代目の佐野です。
4月も井端設計道場に参加してきました。
自社の学びの時間であり、自身の調律の時間でもある。
今回は先生設計の物件を2件、アカサカシンイチロウアトリエ設計の小金澤組社屋を見学させていただいた。
前者は2回目の訪問。
2回目は、よりディテールを観察することができる。
これを先生の会話と共に考察できるのがよい。


下の写真の家は、既存の住宅にサウナを増築したもの。
既存家屋もサウナリフォームも井端先生が手掛けています。
難しいことを、さらっとカッコよくできてしまう。
発想や着眼点、納め方がとても参考になるし、こういった発想に行きつくためには既成概念を外す必要がある、、、、、と再認識。


次は小金澤組の社屋へ。
スタッフさんとは過去に交流をしたことがあり、久しぶりにお会いできたのはとても嬉しい。
お元気そうで、何よりでした。
赤坂さんの設計には前から大変興味があり、今回見学できる機会をいただき本当に感謝しかない。
全体構成からディテールまで、自社でも活かせるような新たな発見が。
また新たに「いつか実現したいディテール集」にストックされたのでした。



今回の設計課題は、不動産・介護施設の経営をしている50代夫婦の家。
【要望】
・緩やかな階段(3階建ての場合はEVがあるとよい)
・1Fに夫婦の事務室
・ユーティリティースペースから直接バルコニーへアクセス
・来客が多いため、広いリビング
・キッチンにパントリースペースとそば打ちスペース
・ヨガ体操ができるスポーツ部屋
・インナーガレージ1台とカーポート2台
【概要】
・建ぺい率 60%
・容積率 200%
・敷地面積 207.57m2
今回も工程の関係で敷地の現地確認なし。
現地を見ないと拾えないものも多く、写真でわかる範囲での設計となるため本当は視察したいところだ。

東側接道で、その他は隣地となる。
隣接するほとんどの建物が3階建てで、敷地いっぱいに建っている。
敷地は200m2超えと広いが、圧迫感を感じたため2階建てではなく3階建て計画することにより建築面積を減らし、敷地内に余白を創れないか、、、、、と案を進めた。
駐車スペースは図の通り。
まだ北海道の雪への理解が浅いと自分でも感じてしまうが、雪に対する意匠と機能の関係は本当に難しい。
伸びしろである。
建築はスキップフロアで構成。
敷地南西側にデッキスペースを設け、大きな木を配置し、そこに視線がつながり空に抜けるような広がり感を目指した。
玄関を入り、半地下に事務所スペース、1階に畳敷の「間」を設け、背中となる北側には水廻りを配置。
畳の上部は大きな吹抜けとした。
半地下事務所のデスクから畳の間を通し、庭に視線がつながる。
各居場所で異なるアイレベルでのつながり、これが面白くなると思ったのがスキップフロアにした理由の一つでもある。
その他構成は下記の通り。
・1.5階はヨガスペース
・2階はLDK
・2.5階はGUESTROOM
・3階は寝室とルーフバルコニー
諸要望を鑑み、そば打ち作業台や広めのリビングなど設けているが、主は空間のつながり。
ヨガなどは、どこでやってもいいような計画にしており、様々な居場所を作っているので、その日その時々で好きなように自分たちで居場所を創ればよい、そんな器にしている。
先生からのフィードバックは畳ではなくアトリウムでもよいのではないか、吹抜けの天井高はもう1層下げてもよい、というもの。
アトリウムの発想はなかったが、吹抜けの天井高は計画時に迷ったところ。
確かに丁度良い吹抜けというものは存在するので、塩梅を確立したい。

井端先生、北海道の皆様、小金澤組の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
また5月、宜しくお願いいたします。
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