玄関を開けた瞬間に、木の香りが漂うデイサービス

この土地を手に入れ、デイサービスセンターを建てようと考えた当初、申請関係で非常に手間取ったんです。この土地が市街化調整区域に指定されており、そのため申請作業に多くの時間を費やさなければなりませんでした。申請作業に慣れている工務店と慣れていない工務店があることを初めて知りました。佐野さんと知り合ってからは申請作業も順調に進み、晴れてオープンすることができましたので、非常に感謝しています。

特別なデイサービスという印象を持っていただけることがうれしいです。中心が勾配天井になっていますから解放感が違いますし、年数が経っても木の香りが建物全体に漂っています。中でも一番のこだわりはお風呂ですね。ヒノキを使ったお風呂は、とても心地いい空間になっています。

設計時点から『香り』には特に気を使いました。病院や福祉施設には特有の匂いがあり、特に冬場はその匂いがこもってしまいます。そこで、基礎材にヒバを使用し、さらにOMソーラーを導入して常に新鮮な空気を取り入れるようにしました。さらに風通しを考えた設計で、空気がこもらないようにすることで、入居者の健康を損ねないように配慮しています。

今までにないデイサービスの空間を作ることができたと感じています。この施設の香りや空間を今後も維持して、皆様から愛されるデイサービスを目指していきます！