2015.11.09

防蟻処理について



皆さん、家を建てられる際の防蟻処理は、どう考えていますか?
、、、と言われてもという方が多いのではないでしょうか。
え、、何種類かあるの??といったように、、。
1.従来の防蟻処理
2.樹種、仕様により、防蟻処理はおこなわない
3.ホウ酸による防蟻処理
他にもありますが、代表的に3つあげるとこんな感じです。
今まで主流(現在も??)だったのが、1.の従来の防蟻処理ですが、弊社は3.のホウ酸による防蟻処理を標準仕様としています。(日本ボレイトのボロンデガードを採用)
なぜか、、、。
理由①
わたしたち佐野工務店の新築住宅は、基本OMソーラーの家です。
OMソーラーは屋根で集熱した空気を床下に蓄熱させ、ゆっくりと室内に放出していきます。
つまり、床下と室内が繋がっています。(OMソーラーの家は一般住宅と違い、床下は外気と遮断され、室内空間の扱いになります)
従来の防蟻処理に使われる薬剤の主成分は、農薬として開発・登録された合成殺虫剤と殺菌剤の混合物、、だそうで、その薬剤が揮発することにより防蟻が成されます。
なので、OMソーラーの家だと農薬が室内に充満してしまうと、、。
OMソーラーの家でなくとも、床に近いところで生活する子供がいると心配ですよね。
最近の家は、昔より気密性が高いので。
ホウ酸による防蟻は揮発しないので、OMソーラーの家でも安心して使えます。
理由②
従来の防蟻処理はだいたい5年で揮発し、効果が無くなってしまいます。
床下は最悪5年ごとに防蟻施工をすればいいですが、壁の中は??
再施工は難しいです。
ホウ酸による防蟻は、先述の通り、揮発しないので効果が低下しません。
なので長期保証もあります。
理由③
ネオニコチノイドによるミツバチの大量死が問題になっていること。
これは、ニュースでも取り上げられていますよね。
最近、赤とんぼが見かけられないのも、ネオニコチノイド系農薬が原因とされています。
ホウ酸は、全く無害。
以上の理由などから、3.のホウ酸による防蟻処理をしています。
(アメリカやカナダ、オーストラリアや北欧などの諸外国もホウ酸が常識)
日本では、初期投資が安価な従来の防蟻処理がまだ多いですが、ライフサイクルで見れば、ホウ酸処理の方が、全然安くなりますよ。
ちゃんと調べればもっと深いことはわかります。
まずは、このような工法があるということを知ることが大切ですね。
(参考までに、日本ボレイトのホームページはコチラ→https://sanokoumuten.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/borate.jp/
ちなみに、2.はヒノキやヒバでもシロアリは食べるので、弊社では考えていません。。。
【11月・12月のイベントのお知らせ】
11月
22日(日) モデルハウス見学会【予約制】
        ①10時~11時 ②11時~12時 ③13時~14時 ④14時~15時 ⑤15時~16時
29日(日) 住まい教室(設計のお話)【予約制】
        ①AM10時~ ②PM14時~
12月
6日(日) OMソーラーの家 夜の体感見学会【予約制】
       ①18時~19時 ②19時~20時 ③20時~21時
20日(日) OMソーラーの家 体感見学会【予約制】
       ①10時~11時 ②11時~12時 ③13時~14時 ④14時~15時 ⑤15時~16時
27日(日) 今年最後の住まい教室(設計のお話)【予約制】
        ①AM10時~ ②PM14時~
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