2015.11.18

ちば木造ネットワークセミナー



ちば木のセミナーで、キーテックのLVL工場とフリー板などの集成材の建材を扱っているティーエスケーを訪問させていただいた。
ベニヤの制作工程や、県産材をどのように活用していくか等の取組をきかせていただいた。
県産材、、千葉県には山武杉というブランド杉がある。
現実は流通が少ない。(無垢の杉材のはなし)
品質の管理確保を考えると、結構壁はあるように思う。
地元産材を使いたいという思いと、品質の確保(含水率やヤング係数など)の担保を考えると、やはり違う地域の無垢材を使ってしまう。
当然、エンドユーザーありきだからだ。
課題の多さをどう乗り越えていくか、、。
なんとも難しい。
間伐材などを無駄なく使う集成材。
県産材をより使っていこうという、今日伺った2社の取り組みは、本当に素晴らしいと思う。
弊社にできることも、、、をよく考えていきたいです。
また最近、、旭化成建材の杭の問題が大きく取り沙汰されている。
何人もの社員が不正にかかわっていた、、とのことだが、中には新入社員の時から、これはこういうものだと教わってきた人間もいたかもしれない。
そういう人たちには、何がおかしいかも問題になるまでわからなかったのかもしれない。
それが当たり前で、今まで何もなかった、、からだ。
かわいそうかもしれないが、、新人といえどユーザーから見れば技術者だ。
言い訳にならない。
技術者とはなんだろうか。
工期、コスト色々根深い問題はあると思うが、発注者とぶつからないといけないと思う。お互い対等な立場なのを忘れてはならない。そしてプロフェッショナルとして力を発揮できるポジションを確立しなければならない。プライドもち、意見を言わなければならないのだ。
話は飛躍するが、今の政権もおかしいところだらけ。
本当の意味でのプロフェッショナルはいるのだろうが、、
本当の意味でのプライドはあるのか、、
はっきり言って、国が旭化成建材の問題に関して、ああだこうだ言える資格はない、、、と思ってしまう。
とっても根深い。
千葉県で建てる木の住まいは、佐野工務店へ!!
習志野市藤崎1-11-1